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はなのか

“はなのか”とは…… 舞台女優・ダンサーのお仕事をしている江原千花(Chika)のブログです。のびのびマイペース、そして一所懸命に生きています。いつか舞台に千の花を咲かせるべく、自分の花を一本ずつ育て咲かせています。そんなChikaのお花畑へようこそ。ゆっくりお散歩していってくださいね。
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DDWクリエイション「ギミック」の記録。

こんばんは。

3週間のクリエイションを経て公演を迎えた
「ギミック」、あたたかい拍手に包まれて終演いたしました。
ご来場、ありがとうございました。

あれから10日も経ってしまいました。
得るものの大きい3週間だったので、やはりここは
ブログに書いて残したいと思います(`・ω・´)!


ギミック集合写真

劇場の廊下で撮った集合写真です。


この3週間、最も大きかった収穫は
・「時間」が少し分かるようになった
・踊ることに理由をつけなくなった
・個性の尊さを実感した

今のところ、ぎゅぎゅっと絞ると
この3つです。

「時間」の概念を、全くと言っていいほど
理解できないままに生きてきた私ですが、
今回のクリエイションに向き合うなかで
すこしだけ、時間が分かるようになった気がします。

今回、音楽のテンポに合わせて踊るのでなく
体感のタイミングを頼りにすることが多かったので
毎日、同じ時間感覚が必要でした。
必然的に、時間とも向き合うことになりました。

秒針が一定の間隔でカチコチ進むこととか
誰が決めたかも分からない基準に、
世界中が合わせていることとか、すごく奇妙に思えて
時間は、怖くて怖くて仕方がない存在だと思っていました。

稽古期間中のある夜「時間が怖い」といって家で大泣きしたので
ああ、自分はそんなに時間が怖かったのかと気がついて
それを機に、いろいろ考えることができました。

春夏秋冬も、1年も、時間の積み重ねだから
時間をつくったのは、自然や神様あたりじゃないかしら、
だとしたら、時間は人がつくったものじゃなくて、
怖いものでもなくて、
月や太陽のような、もともと世界共通の存在だなあ
過去や思い出を包んでくれている、特別な存在だなあ
時間があるから、いまこうやって、人生を生きているんだなあ
そんな風に受け入れられるようになりました。

ちいさなことですが、私にとっては
とても意味のある収穫でした。

それから、井手さんの創作を稽古場で毎日見ていて
時間の彩りかたが素晴らしいと感じていました。
それぞれに振付が渡されて、それを全員で合わせたとき、
「たった何秒か」の時間が、「何秒も」の時間に膨らむのが
とても新鮮に感じられて、毎日楽しかったです。


踊ることに理由をつけなくなったというのは、
クリエイションが始まって2週間くらい経った頃に
帰りの電車を待ちながら、
ああそうか、人に見せるから踊るとか
公演のために稽古するから踊るとかじゃなくて
踊るから踊るんだなあ……
と、なんとなく思ったのがきっかけです(笑)

というのも、毎日クリエイションが楽しくて楽しくて
どうしてこんなに楽しいんだろうと不思議に思ったからで、
稽古というよりも、純粋にクリエイションとして参加したからこそ
気がつけたことなのかなあと思います。

公演で踊るときも、お客様に見せるため、以上に
踊るために踊っていた感があります。新しい発見でした。


ダンサーの個性を活かした振付をしてくださって
ああ、人間の個性って多様で面白い、すばらしいものなのだなあと
感じ取ることができました。
もっともっと、自分らしく踊れるようになってゆきたいです。


ギミック集合写真その2

最後になりましたが、「ギミック」でご一緒させていただいた
井手さん、スタッフさん各位、ダンサーのみなさま、
ありがとうございました!!


次は、10月7日、萩で朗読をさせていただきます。
のびのびと頑張ります!

Chika

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