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はなのか

“はなのか”とは…… 舞台女優・ダンサーのお仕事をしている江原千花(Chika)のブログです。のびのびマイペース、そして一所懸命に生きています。いつか舞台に千の花を咲かせるべく、自分の花を一本ずつ育て咲かせています。そんなChikaのお花畑へようこそ。ゆっくりお散歩していってくださいね。
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劇団東演『ハムレット』観劇記


こんにちは(^^)

3月12日水曜日、劇団東演『ハムレット』V.ベリャコーヴィッチ演出版を観劇しました。
素晴らしかったです!!!演劇ってすごいなあと思いました。


演出、衣装に音楽、役者さん方、舞台美術と舞台の使い方が全て
とても素敵でした。

照明はほとんどの場面で闇のように舞台を暗く包み、重い空気感を作り上げていました。
裾の長い衣装は美しくなびいて、場面のドラマを引き立てていました。
舞台美術はシンプルで究極に計算されていました。
深い森からお城の広間まで、はっきりと浮かび上がっていました!

後から気付いてびっくりしたのですが、演出のV.ベリャコーヴィッチさんは
美術・衣装デザインともこの作品で手がけていらっしゃるとのこと。
確かにどの分野からも、隙なく計算されて無駄がなく、美しい感じがしました。


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「ハムレット」パンフレット表紙



初めから終わりまでずっと途切れる事の無い、ピンと張り詰めた緊張感。
息もできないほどに舞台に引き込まれました!
地鳴りの様に響き迫ってくる音楽と、役者さん方のスピード感ある靴音、
決闘シーンの鋭い動きなど・・・今までに感じたことが無いほどの緊張感が印象的でした。

特に、亡霊役の村上博さんの動きと表情、雰囲気!!素晴らしかったです。
亡霊そのものの動きはダンスにも見えました。


一番心を奪われたのは、役者さん方のよく通る声!!!
皆様どんな囁き声も叫び声もすっと空気に通っていらっしゃいました。
自然な発声で、よく通って、台詞に込められた感情がきっちり伝わってきて・・・
感動しました!素晴らしかったです。

特にハムレット役の南保大樹さんは、流石主役!の存在感とともに
一番、よく声が通っていらっしゃいました。
さらに、どんなに早口でも決してかまない事に感銘を受けました。

私Chikaは今、どうすればもっと声がよく通るのかを研究中なので、その点でも
今回の「ハムレット」観劇は、とても贅沢なお勉強になりました。

ロシアからの役者さんがお二人(オフィーリアの兄・レアティーズ役と、
ハムレットの友人・ギルデンスターン役)出演されていました。
そのお二人はロシア語で演技していらっしゃいましたが、
不自然さ等は全く無く、むしろ馴染んでいらっしゃいました。
無理がなくて、とても観やすいことに驚きました。

レアティーズ役のM.ドラチェーニンさんの
「オフィーリア」と呼びかける声が、発音が、ヨーロッパ!でした。
あの、日本語には無い、美しい響き。
終演後は、その素敵な声を真似して母と競っていました。
母よりも私のほうが上手みたいです(笑)


オフィーリア役の古田美奈子さんも素敵でした。
古田さんのオフィーリア、本当にまっすぐで美しい少女でした。少女でした!
狂気に陥るシーンは、一番美しかったです。
ああ、オフィーリアは神様のもとへ帰っていくの・・・と感じました。神聖な空気でした。
そのシーンのオフィーリアの衣装が、また印象的でした!
袖や裾を引きずる程長い、伸びたようなデザインで
“何か異変が起こった”と、オフィーリアが登場した瞬間に気づく事ができました。
と同時に、衣装の長い布が舞台に舞うことで、そこには躍動感と幻想的な絵が!!


本当に素敵な舞台でした。
7月までのロングランで、全国各地を回られるとのこと!
長旅、どうぞ皆様お気をつけて・・・。
一人の観客として、祈っております。

またいつか、V.ベリャコーヴィッチさん演出の作品を観たいです。



Chika(今回は観客バージョン)

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パシャッと写真撮影


こんばんは。

昨日は新しいプロフィール写真を撮るために、お出かけをしました♪

オーディション書類等は“3ヶ月以内に撮影したものを添付”と指定のある場合が多いので、プロフィール写真は定期的に撮りなおすようにしております。

冷たい風が吹いて寒かったですが、しばらく経つと薄着にも慣れてきました。
カメラを片手に持った母と2人、綺麗な背景を求めて公園へ。


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踊り出しそうな雰囲気の写真。



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こちらは自然な雰囲気で。



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わーい!公園だー!!


ごめんなさい、この1枚はお遊びです(笑)
寒くても公園には、元気に遊ぶ小さい子たちが沢山来ていました!
私も負けじと、思い切り丘を駆け下りてゆくのでした。


はやく暖かくならないかな・・・
ぽかぽかのお日様が恋しいです。


Chika

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日本初・モノレール公演「DANCE/燈」の2週間 その1


こんばんは。すっかりご無沙汰しております。

先週、モノレール公演「DANCE/燈(あかり)」が無事に2日間の公演を終えました。
出演者の私たちは吊り革にぶら下がって、4両の端から端までを全力疾走して・・・
貸切のモノレール車内を満喫!!ものすごく楽しかったです。

今日から、ワクワクに満ちた「DANCE/燈」お稽古から本番までの2週間を、
何回かに分けて振り返ってみます(^^)

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ホームから見たモノレールの扉
☆共演者の方に頂いた写真です☆





【その1】 スリリングなモノレール公演


始発・小倉から、終点・企救丘までを往復する北九州モノレール。
今回の公演では、走るモノレールの中&駅のホームで演劇をするという
この上なく貴重な経験をさせていただきました!

電車での公演は前例があっても、モノレール公演は日本で前例が無く
「DANCE/燈」が日本初とのこと!!
さらに今回は、1号車~4号車を全車両貸切っての公演でした。

お稽古の中でも、日本初の面白さや難しさ、新しさを感じる事がありました。

先ずは、時間制限と距離。
駅から駅までの移動時間は、それぞれ約2~3分。
各駅で、途中下車や乗車してくるキャストがいます。

各駅に停車するタイミングに合わせて芝居を進めなければ、
キャストが下車できなくなってしまいます。
お稽古場では、常にストップウォッチが動いていました。

でもモノレールの扉は公演中、両端の車両しか開きません。
さらに1車両の長さは14m!幅は狭く、走る車内は揺れるので
移動には普段以上に時間がかかります。

とてもスリリングで、おそらくそれを知る誰もが心配していた要素だと思います。
本番が近づくと大ホールに即席モノレールが出現し
実際の距離でお稽古させていただけました!
お陰様で、誰も乗り過ごすことはありませんでした。

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公演終了後の車内にて
共演者の方に頂いた写真です♪





また、途中下車したキャストが終点でもう一度乗車するというシーンもありました。
乗車するタイミングは演出で指定されています。
その間に、衣装も換えて。
このタイミングを練習できたのは、なんと前日のゲネプロが初めてでした。

ホームを一目散にダッシュ!
ああ、もうあのシーンが始まってる!急いで!!

急ぎ足でモノレールに乗り込むと
「(ひそひそ声で)えっちゃん、ここに居って!」
キャストのAちゃんに呼び止められ、急遽、代役をすることに。
あるキャストの衣装替えが間に合わないという事件が。
なんとか、その2秒を持ちこたえるフォローができました。
翌日は無事に、うまくいきました(^^)

スリリングなモノレール公演。
“本番”という特別な時間は、劇場の舞台であってもスリリングなものと思いますが
モノレール公演は、それ以上にスリリングでした!


――次回【その2】につづく


Chika

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